既読スキップさんの謎その２ 2018/08/03 (Fri)

既読スキップ機能がミステリアスな紳士に変換される乙女系擬人化脳末期患者が通ります。

既読スキップ氏と夜会の約束をとりつけるべく、ラブレターを書き続けましたが、毎回弟の未読スキップ君から「兄は多忙なので僕がエスコートするよ☆」と面会かなわないまま幾星霜。前回は、既読スキップ氏にお立ち寄りいただく場所すべてにラベルを貼ればご一緒できたのに、今回は貼れども貼れども既読どころか未読スルーですガン無視です。泣ける。
既読スキップ氏への片想いに疲れきり、禁断の相談所の扉を叩けばそこには、ティラノスクリプト王国屈指の名門貴族てんぷら公爵がおいででした。一瞬、既読スキップ氏が頭から吹っ飛びました。だって、いつも液晶のあちら側で歌って踊ってるアイドルが、いきなりこちらを向いて名前を呼んでくれたみたいなかんじですし。それはさておき、てんぷら公の助言に従ってラブレターを見直した時、やっと気づいたんです。既読スキップ氏への溢れる想いは、縦書きではなく横書きでしたためるべきだったと…！
その事実を知った時、既読スキップ氏にエスコートをお願いするのは諦めました。だって、今回のドレスコードは和装（縦書き）限定、洋装（横書き）をこよなく愛するハイカラ紳士の既読スキップ氏には不本意な依頼であったに相違ありません。ごめんなさい既読スキップ様。

そんなかんじで今日も脳味噌わいてます。暑い。